パラペンとは?パラペンフリーが肌にいいとは限らない?

画像

 

無添加化粧品がブームしている昨今、パラペンフリーの化粧品が肌に優しいとして、よく目にするようになりました。
しかし、そもそもパラペンとは本当に肌にとって悪者なのでしょうか?
今回はパラペンフリーの化粧品と、お肌の関係についてお伝えしていきます。

 

【パラペンとは】

そもそもパラペンとは、石油系由来の成分のことで、化粧品の防腐剤として使用されているものです。
微生物や細菌に対する抗菌力を持ち、少量で持続性があり、毒性がきわめて低いため、肌に直接触れる化粧品の多くに使用されています。

 

 

・化粧品にパラペンが使用される理由は?
空気中や手や指には、無数の細菌が存在します。
そんな空気や指で触れた化粧品に、菌が付着すると、水分や美容成分を餌に「菌」は増殖し、どんどん増えていきます。
そして腐り、菌まみれになってしまうので、化粧品を腐らせないための「防腐剤」であるパラペンを配合するのです。

 

・パラペンと界面活性剤は別のもの
水と油を混ぜ合わせる作用を持つ界面活性剤は、洗剤やシャンプーなどに多く含まれており、皮膚から吸収され蓄積されると毒になるという認識を持っている方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし、防腐剤として使用されるパラペンと、界面活性剤はまったく別のものなのです。

 

画像

 

【パラペンフリーの化粧品の危険性】

化粧品に空気や指が触れる事で菌が付着し、腐敗や酸化を進行させてしまうのですが、パラペンが含まれていないパラペンフリーの化粧品は肌にとって安心できる物なのでしょうか?

 

 

・化粧品が腐敗する可能性も
「パラペンフリー」という、うたい文句で売られている化粧品には、防腐剤のかわりにフェノキシエタノールという物質が使用されている事があります。
しかし、このフェノキシエタノールという物質は、パラペンに比べると防腐効果が劣るため腐敗しやすく、パラペンと同じ防腐効果を得るためには、約3倍の量を配合する必要が出てきます。
そうなると、フェノキシエタノールの毒性が強くなり、肌にとって優しい化粧品とは言いがたいものになります。
さらに、防腐剤の類いのものが一切入っていない無添加のものは、開封後は冷蔵保存をしたり、一カ月以内に使用しないと腐ってしまう可能性が高いといえます。

 

 

・敏感肌にとって腐敗した化粧品は危険
パラペンフリーや無添加の化粧品の使用期間を守らず、もし腐敗していたり、劣化していた場合はとても危険です。
不衛生なものを肌に使用することで、肌トラブルや炎症を起こす可能性も高くなります。
バリア機能が低下し、敏感な状態になっている肌にとっては、ますます悪影響だといえます。

 

 

[まとめ]

以上、防腐剤「パラペン」についてお伝えしました。
パラペンはアレルギー反応を起こすと言われていますが、パッチテストでパラペンに刺激やアレルギー反応を起こす人を調べたところ、1000人に約2人の割合だと言われています。
人によって、刺激を感じる物質やアレルギー反応を起こす物質は様々なので、自分に合う化粧品かどうか見極める必要があります。
もし、パラペンフリーや無添加の化粧品を使用する際には、劣化してしまう可能性や、腐敗・酸化のリスクも理解した上で使用する事が大切です。